人を動かす

Dカーネギーの有名な本。

 

目次がほぼすべてか?各章で事例紹介。

自分にできていないと思うことをメモしておく。

・人を動かす:重要感を持たせる/人の立場に身を置く。

・人に好かれる:誠実な関心を寄せる/関心のありかを見抜く。

・幸福な家庭をつくる:長所を認める/ささやかな心づくしを怠らない/礼儀を守る。

 

人を説得させるにあった、"イエス"と答えられる問題を選ぶ/しゃべらせる/思いつかせる、あたりがヤラレタ気もする。xxですよね、yyですよねとイエスを言わせ、zzなのはなぜですか?どうしてですか?としゃべらせ、考えさせる。

 

礼儀は、いわば結婚生活の潤滑油である。

男が仕事にそそぐだけの熱意を、なぜ家庭にもそそげないのか、その理由が、女性にはわからない。妻を思いのままに動かす術を、夫はみんな知っているはずだ。少しほめてやれば妻が満足することを、夫は承知している。古い服でも、それがよく似合うといってやれば、妻は最新流行の服を欲しがらないことも知っている。妻の目にキスをしてやると、彼女の目は見えなくなり、唇にキスしてやれば、ものがいえなくなることも、夫は十分に心得ている。夫はそれくらいのことは十分知っているだろうと、妻は思っている。彼女は自分を喜ばせる方法を夫に教えてあるはずだ。にもかかわらず夫はその方法を用いようとせず、彼女と争って大損失をこうむっても、お世辞をいうようりはましだとでも思っているらしい。これでは妻が腹を立てるのも当然だ。