2023-01-01から1年間の記事一覧

複数の言語で生きて死ぬ

「境界」が育む豊かさ。境界に生きることには時に困難が伴うけれど、一つの言語に囚われないことで、視界が広がっていく。 ・外国語を使って暮らすことの自由さ、複数の言語で生きることの豊かさが、別の国ではその価値を認められず、不自由さの原因になる。…

能力はどのように遺伝するのか

・ヒトの遺伝子は30億の塩基対からなる。ということは、0.1%しか違わなくとも、300万か所に個人差があるということだ。4万の構造遺伝子上のSNPに限って考えて、仮に1か所の塩基に4種類の多型しかなくとも、4の4万乗の組合せがある。これはゼロが2万4000個ほ…

料理の四面体

考え方に近いような近くないような。底面に油:水:空気を置いて、高さで加熱量をした四面体だけど。。和洋中の出汁か、植物性動物性キノコを底面において、総量をボトムアップってのがイメージ。でも自分のイメージで行くと塩分量が調整に入ってこない。 ・…

先送りせずにすぐやる人に変わる方法

・何かを決めるということは、何かを失うということでもあります。ひとつに決めるということはほかをすべて消し去るということ。決める覚悟をしなければ、何も得られないのです。 ・すぐやるコツは「覚醒レベルを上げる」こと。そして「やる作業を減らす」こ…

基準値のからくり

安全はこうして数字になった 2014年第1刷。東日本大震災後の発行。 ・放射"能"汚染について、政府関係者や有識者がいう「基準値以下だから安全」とは、「受け入れられないと社会が合意したリスク」よりも低いから安全、という意味である。これに反発する人た…

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

人工知能から考える「人と言葉」 ・「言葉が分かるとはどういうことか」そういうことの解説。 ・ロボットは、僕らのために働いて、僕らに楽をさせてくれるためにあるものでしょ?それなのに、僕らがロボットのために働いてどうするの!? ・第一に「人間は言…

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

・新しいビジョンや戦略も与えないままに、マジメで実直な人たちに高い目標値を課して達成し続けることを強く求めれば、行き着く先は一つしかありません。イカサマです。 ・大規模な「イカサマ」に手を染めて破滅する企業の多くは、その直前まで「科学的経営…

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

読み物としても面白い。 ”かせぐ”、”もらう”をどうとらえるか。”必要悪”、”ダニ”は、この本で定義するのはどういうことか、物語の中で分かるようになっている。 ネタばれすると、表紙にある6つ目の方法は?の答えが本の締めで、「信用創造」がどいうことかと…

恋のトリセツ

「妻のトリセツ」が職場で流行った、黒川伊保子さんの本。なんというか、作者の恋関係のエッセイ集。申し訳ないけど、「それ、あなたの感想ですよね」というのが先にたつ、勿論、この本に書かれた以上に最適な論のデータは自分は持ち合わせていない。 ・男は…

脳にいいことだけをやりなさい

・「セロトニン」が多いと、前向きで、自身にあふれ、適応力があり、穏やかである。。「カテコールアミン(ドーパミン、アドレナリンなど)」が多いと、エネルギーにあふれ、明るく機敏である。。「GABA」が多いと、リラックスしていていストレスを感じない。…

フロー体験 喜びの現象学

「フロー」というものに興味があって、チクセントミハイの本を読み始めたもの。思っていたよりも古い模様。 ・最適経験を促進するこの家庭状況は、5つの特徴をもつもの。 第一は明快さである。両親が自分に何を期待しているかがわかっている、目標/フィード…

人を動かす

Dカーネギーの有名な本。 目次がほぼすべてか?各章で事例紹介。 自分にできていないと思うことをメモしておく。 ・人を動かす:重要感を持たせる/人の立場に身を置く。 ・人に好かれる:誠実な関心を寄せる/関心のありかを見抜く。 ・幸福な家庭をつくる:…

自律神経の科学-「身体が整う」とはどういうことか

・瞳を見て自律神経の活動を確認する方法。瞳孔括約筋は副交感神経につながっており、瞳孔は小さくなる。瞳孔散大筋は交感神経につながっており、瞳孔は大きくなる。 痛みや精神的興奮の場合は瞳孔が開く。瞳孔は皮膚への触刺激によっても広がります。 ・昔…

失敗の本質-日本軍の組織論的研究

Howto本的なものを期待した場合、第一章の事例研究をどれだけくじけずに読めるかが勝負(?なんの?) ・グランド・デザイン ・過剰適応は適応能力を締め出すのである。

限りある時間の使い方

最近の効率重視一辺倒が好きでなくて、見かけた時の書評に同意し読んでみる。 (自分の耳に心地よいことは聞きやすい、という状況にはなってる気はするが。。) ・さらに、それよりも厄介な問題がある。多くのタスクをこなせばこなすほど、期待値がどんどん上…

開発戦略は「意思決定」を遅らせろ!

比較対象のダメ側は本当に初期に全部決めてしまっての例で、やりすぎ感があり、それと比すると確かに「意思決定」は遅らせるべき。 一方で、書いてある通りに実践しようとすると、トレードオフ曲線をキチンと作成するのでそこまでできるかは、技量と相談。 …

宇宙へ行きたくて 液体燃料ロケットをDIYしてみた。

作者はあさりよしとおさんで、作家であるので読ませる文章。2013年8月10日の「すずかぜ」打ち上げまでの話。理系であればできそう、やりたくなる内容。

*[メモ]ポッドキャストで聞いたもの ・自由エネルギー原理(-log PS) ・サプライズを嫌うので、長期的なサプライズを減らすために短期的なサプライズをこなす。 ・知らないことがたくさんなのは、エントロピーが大きいので、新しいことをして知らないことをつ…

暇と退屈の心理学

・暇、退屈から抜ける要素の一つに自主的な感情面がある。(読み直しで文面を抽出しきれなかた。) ・人生を好転させるチャンスというのは、暇と退屈を感じたときは、現状が良い状態ではないという「気づき」が得られるという視点。退屈は私たちに意味の欠如を…

手水舎

ここにきてようやっと自覚。 手水のやり方、2019なら、①右手で柄杓の下のほうをもって左手を洗う。②左手で柄杓の上のほうをもって右手を洗う。③右手で柄杓を持ち、左手に水を溜めて口を漱ぐ④柄杓を立てて柄を洗う。だったが、2020以降に接触避けで水が自動に…