よかれと思ってやったのに 男たちの失敗学入門

・謝っているようで実は謝罪になっていない。ちゃんと謝られた感じを得られなかった。

・やむにやまれぬ場合は釈明は必要だが、忘れてはならないのは相手の感情。自分自身の印象改善にはつながるが、相手の感情面に対するケアにはならない。

・自暴自棄になって取り乱し机をたたきつけるなど。その瞬間パンチを弱めた。ここで彼が失ったのは信用です。行動が伴わないとやがて信用を食いつぶすことになる。甘えという快感を得ていたのは彼女の不安感から。

・対人関係においては男性は思い通りにならないことに不機嫌な態度をとる。女性は思いが伝わらないことに不機嫌になる理由になる。

・ともに生きるために必要なコストをどう考えるか。すれ違いが生じるのは当たり前だし、その調整にかかるコストもばかにならない。なるべくみんなが快適に過ごせるような状態を探りその維持に努める。いうなれば税金を払わないことに似ていて、他者にばかり負担を押し付け、自分は楽を享受する。

・一緒に社会を担う一員と思っていないから、じゃない方の仕事を押し付けたりする。寿退社なんて言いますが、その根底には本当の居場所はここではないという考えがある。

・恋人のことを釣った魚、相手に対する気遣いや愛情表現をエサと表現している時点でかなりヤバイ言葉ではある。

報連相と束縛の違い、共有の部分に対してか相手のみの部分に対してか。

・話し合うというのは~し合うという形になっているように、双方向であることが大原則。

・現実の生活に則し、実際の必要性ゆえに購入するのではなく、身に着けるとすごくなるような気分に対してお金を払っている。

・変化を嫌うことは豊かさへの無関心。ルーティンが決まっていると楽で維持したくなるのも自然だが、コミュニケーションの余地が無い。

・シングルタスク状態に陥り、他のことをほったらかしにしてしまう。